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6/17(土) 9:20 ハフポスト日本版
※抜粋
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef95de751289aba64a60a4072ddb43382e115f89?page=3
■「エンディングで安田成美の歌を聴いた」投稿がきっかけでSNSで激論に
安田成美さんが歌う『風の谷のナウシカ』を収録したシングルCD(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
安田成美さんにイメージガールが決定したことを伝える記事(『アニメージュ』1984年1月号より)こうした証言からも分かるように、安田さんの歌は映画内では流れなかったというのが定説になっていた。
ところが、2023年5月29日に、当時の観客がTwitterにナウシカ上映当時の思い出を投稿。「私は妹と劇場で観たんですが、エンディングで安田成美の歌を聴いたと思うんですよね~」と振り返ったことで、アニメファンの間で大激論となった。
この投稿は、1000件以上のリツイートされるなど大きな反響を呼んだ。リプライ欄では、「私が見た映画館でもEDロールで安田成美のナウシカの歌が流れてました」といった声も出た。
一方で「上映の合間の休憩時間には流れていたが、本編では流れていなかった」という声も多い。「休憩時間に流れていた記憶と混同したのでは?」「一部の映画館ではエンディング時に流したのでは?」など様々な推測が出た。
約40年前の出来事で真相究明が難しいこともあり、ファンの間では安田さんの歌が流れたのかどうかをめぐって議論が紛糾した。
■「フィルムを差し替えた、と鈴木敏夫さんが明かした」という噂は事実?スタジオジブリに聞いてみた
イメージガールが安田成美さんに決定したことを伝える記事(『アニメージュ』1984年1月号より)
(出典 newsatcl-pctr.c.yimg.jp)
『風の谷のナウシカ』製作委員会のメンバーだった鈴木敏夫さん(2016年撮影)そんな中で興味深いツイートが見つかった。『風の谷のナウシカ』製作委員会のメンバーで、名プロデューサーとして知られるスタジオジブリの鈴木敏夫社長が、雑誌のインタビューなどで、次のような内容を明かしたのを見た記憶があるというのだ。
「安田成美バージョンが最初存在していて、監督が激怒したので差し替え版が作成されて、フィルムの配達(?)タイミングで上映された所があった」
事実であれば、一部の映画館では『ナウシカ』のエンディングで安田さんの歌が流れていたことになる。
気になった筆者は、スタジオジブリの広報担当者に取材を依頼した。数日後、「鈴木を含め社内で確認いたしました」と回答があった。
それによると、映画本編では安田さんの歌は、やはり流れていなかったとのこと。また、鈴木プロデューサーが「フィルムを差し替えた」と雑誌などで発言した事実もないとのことだった。
安田さんの歌が劇中で使わなかった理由を尋ねたのだが、「最初からイメージソングとして作られた歌です」として明確な理由は示されなかった。
(※以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)
【ハフポスト日本版・安藤健二】