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「今年1月に開催された世界最大のテクノロジー見本市『CES 2023』で、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのジム・ライアンCEOは『今後、PS5が欲しい人は誰でも、世界中の小売店で簡単に見つけることができるようになる』と安定供給を約束しました。その言葉は有言実行され、2月には大手家電量販店のECサイトでもPS5が通常販売されるようになっていたのです。ディスクドライブのないデジタル・エディションは未だ抽選販売が続いていますが、通常版は希望小売価格よりもやや安い値段で『在庫あり』の状態になっていますよ」(ゲームライター)
この状況に苦虫を噛み潰しているのが、在庫を大量に抱えた転売ヤーだ。いまだにフリマアプリなどで定価やそれ以上の価格を付けて販売しているユーザーもいるが、大量に売れ残っている上に値引きしても売れないケースがあるという。
「PS5の保証期間は購入日から1年となっていますが、転売ヤーが販売するものは購入日がかなり古いものもあります。また、PS5の保証を受けるためには必要事項(購入日、店名、製品名)が記載された購入証明書(レシート、納品書など)が必要になり、転売ヤーは購入証明書を渡さないケースも多いので、定価以下でも買う価値はないと判断されているのでしょう。Amazonですら希望小売価格以下で買えるようになった今、転売ヤーのPS5はジャンク品としか見られないでしょうから、今後はさらに大幅な値引きをせざるをえないと思います」(経済ジャーナリスト)
PS5ショックで少しでも転売ヤーが減ってくれればいいが…。
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