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新たな芸風を見出した訳では無いんやな…mj
1 ひかり ★ :2022/11/09(水) 08:01:42.63ID:2jug6K789
毎日映画コンクール男優主演賞やヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞し、2022年に俳優生活61年目を迎えた寺田農さん。
数多くのテレビ、映画、舞台に出演し、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。吹き替えやナレーションでも知られている。
2021年には34年ぶりに主演した映画『信虎』(金子修介監督)が公開され、2022年12月16日(金)にDVDが発売。11月17日(木)には「生誕85年 実相寺昭雄メモリアル・コンサート2022~陰翳礼讃、夢中遊行」(自由学園 明日館講堂)に出演する。
1986年、寺田さんは映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。2008年から2012年まで東海大学文学部特任教授を務め、映画史入門、現代映画論、演劇入門、戯曲・シナリオ論などの科目を担当した。そのときにも学生からムスカ大佐のセリフをリクエストされたという。
「若い人はみんなムスカ(笑)。学校でも生徒みんなに言われましたよ。『ムスカ、ムスカ、ムスカやってくれ』って言うから『君たちの成績がよかったらやりましょう』と言って、成績がよかったからやったの。
僕はまったく覚えてなかったから、『何て言うの?』って聞いて『人がゴミのようだ』、『目が、目が…』ってやったらさ、『全然似てない』って言うんだよ。本人がやっているのにさ(笑)。
でも、僕はラピュタを観たことがなかったからね。それはなぜかと言うと、声を録るときに宮崎駿監督とモメてさ。声は2日録りだったんだけど、アニメは絵に時間がかかるじゃない。初日の午前中までは絵があったんだけど、午後になったら線が引いてあるだけ。そのあとはもう何もないの。それを『線画』というのもあとで知ったの。
その後は『線画』もなく、ただタイムラップだけで、『15秒でこのセリフを言ってください』という感じだったから、『そんなのできねえよ』って話になってさ、もう帰っちゃおうかなっていうくらい、すごくイヤだったんですよ。
だから、のちに僕の経歴紹介のところにラピュタが書いてあるとそれを全部はずしてくれっていうくらいストレスになっていたんですよ。
今のカミさんも『ムスカだ』って言うから、『その話はやめて』って言ったらすごく怒ってさ。『そんなんだったらやらなきゃよかったじゃない。私はお父さんに買ってもらって、どれだけ観たかわからん。だいたいにして観てないやろ?』って、ホテルで借りて観せてくれたんだけど、途中で寝ちゃってよく観てないんだよ(笑)。
のちに『天空の城ラピュタ』というコンサートをフルオーケストラがやることになって、僕とシータの声のよこざわけい子(当時:横沢啓子)が出たんだけど、僕は映画を観てないから、話が通じないわけだよ。
そうしたらコンダクターが演出家でもあるんだけど、『大丈夫です。それは全員がわかっていることで、わかっていないのは寺田さんだけですから』って言うわけ(笑)。
それで、うちの娘がDVDを持っているからって渡されて初めて観たの。『人がゴミのようだってこう言うんだ。それは全然違うな。そのわりにはちゃんとできているなあ』ってね(笑)。
今ではアレルギーはなくなりましたから、平気でムスカをやっているし、三つくらいセリフも練習したからモノマネはできるけど、僕はアニメってとっても苦手なんですよ。そのトラウマがあるのかもしれないけど」
-『ガンジー』(リチャード・アッテンボロー監督)のベン・キングズレーをはじめ、吹き替えやナレーションも多いですね-
「そう。ナレーションは全然別のものだから好きだけど、吹き替えというのは、ものすごく労多くして功少なしなんですよ。達成感がないのね。ベン・キングズレーなんて、あれでアカデミー賞だし、相手か芝居しているわけだから、そこにまた余計な芝居なんていらないんだよ。
だから、ああいうのは、きちっとしゃべれる声優さんがやって、邪魔にならないのが一番いいんだよね。こっちが芝居をするとダブるからよくない。そういう意味では、すごくアテレコ、吹き替えというのは難しいなと思う」
以下略全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=2
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=3
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=4
寺田農
(出典 post.tv-asahi.co.jp)
数多くのテレビ、映画、舞台に出演し、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。吹き替えやナレーションでも知られている。
2021年には34年ぶりに主演した映画『信虎』(金子修介監督)が公開され、2022年12月16日(金)にDVDが発売。11月17日(木)には「生誕85年 実相寺昭雄メモリアル・コンサート2022~陰翳礼讃、夢中遊行」(自由学園 明日館講堂)に出演する。
1986年、寺田さんは映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。2008年から2012年まで東海大学文学部特任教授を務め、映画史入門、現代映画論、演劇入門、戯曲・シナリオ論などの科目を担当した。そのときにも学生からムスカ大佐のセリフをリクエストされたという。
「若い人はみんなムスカ(笑)。学校でも生徒みんなに言われましたよ。『ムスカ、ムスカ、ムスカやってくれ』って言うから『君たちの成績がよかったらやりましょう』と言って、成績がよかったからやったの。
僕はまったく覚えてなかったから、『何て言うの?』って聞いて『人がゴミのようだ』、『目が、目が…』ってやったらさ、『全然似てない』って言うんだよ。本人がやっているのにさ(笑)。
でも、僕はラピュタを観たことがなかったからね。それはなぜかと言うと、声を録るときに宮崎駿監督とモメてさ。声は2日録りだったんだけど、アニメは絵に時間がかかるじゃない。初日の午前中までは絵があったんだけど、午後になったら線が引いてあるだけ。そのあとはもう何もないの。それを『線画』というのもあとで知ったの。
その後は『線画』もなく、ただタイムラップだけで、『15秒でこのセリフを言ってください』という感じだったから、『そんなのできねえよ』って話になってさ、もう帰っちゃおうかなっていうくらい、すごくイヤだったんですよ。
だから、のちに僕の経歴紹介のところにラピュタが書いてあるとそれを全部はずしてくれっていうくらいストレスになっていたんですよ。
今のカミさんも『ムスカだ』って言うから、『その話はやめて』って言ったらすごく怒ってさ。『そんなんだったらやらなきゃよかったじゃない。私はお父さんに買ってもらって、どれだけ観たかわからん。だいたいにして観てないやろ?』って、ホテルで借りて観せてくれたんだけど、途中で寝ちゃってよく観てないんだよ(笑)。
のちに『天空の城ラピュタ』というコンサートをフルオーケストラがやることになって、僕とシータの声のよこざわけい子(当時:横沢啓子)が出たんだけど、僕は映画を観てないから、話が通じないわけだよ。
そうしたらコンダクターが演出家でもあるんだけど、『大丈夫です。それは全員がわかっていることで、わかっていないのは寺田さんだけですから』って言うわけ(笑)。
それで、うちの娘がDVDを持っているからって渡されて初めて観たの。『人がゴミのようだってこう言うんだ。それは全然違うな。そのわりにはちゃんとできているなあ』ってね(笑)。
今ではアレルギーはなくなりましたから、平気でムスカをやっているし、三つくらいセリフも練習したからモノマネはできるけど、僕はアニメってとっても苦手なんですよ。そのトラウマがあるのかもしれないけど」
-『ガンジー』(リチャード・アッテンボロー監督)のベン・キングズレーをはじめ、吹き替えやナレーションも多いですね-
「そう。ナレーションは全然別のものだから好きだけど、吹き替えというのは、ものすごく労多くして功少なしなんですよ。達成感がないのね。ベン・キングズレーなんて、あれでアカデミー賞だし、相手か芝居しているわけだから、そこにまた余計な芝居なんていらないんだよ。
だから、ああいうのは、きちっとしゃべれる声優さんがやって、邪魔にならないのが一番いいんだよね。こっちが芝居をするとダブるからよくない。そういう意味では、すごくアテレコ、吹き替えというのは難しいなと思う」
以下略全文
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=2
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=3
https://news.yahoo.co.jp/articles/41e6da02384f1e3f5b17f48015097408cdcc7460?page=4
寺田農
(出典 post.tv-asahi.co.jp)