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それぞれ 好き嫌い激しいゲームみたいだな。mj
1 爆笑ゴリラ ★ :2022/10/10(月) 11:44:59.71ID:CAP_USER9
2022年10月10日
なぜ『女神転生』は『ペルソナ』に負けた? ギャルゲーRPGに駆逐されたハードな世界観
世界的に大ヒットを記録しており、今やアトラスの看板コンテンツと化した『ペルソナ』シリーズ。その一方で、もともと主力だったはずの『女神転生』シリーズは影が薄くなっている。“逆転現象”はいつ頃から始まったのだろうか。
転機となったのは『ペルソナ3』
知る人ぞ知る話だが、「ペルソナ」シリーズの出発点は1996年に発売された『女神異聞録ペルソナ』。それ以前から存在していた、『女神転生』シリーズの外伝的立ち位置だった。
しかし現在では「ペルソナ」こそがアトラスの代表作となっており、「女神転生」がルーツだという記憶も薄れつつある印象。ゲーム性が似ているだけの別作品だと思っている人もいるかもしれない。
では、「ペルソナ」が世間的な成功を収めたのは何がきっかけだったのか。それはやはり、『ペルソナ3』の存在だろう。
それまでのシリーズでは、『女神転生』と同じく“悪魔絵師”金子一馬がキャラクターデザインを担当していたのだが、今作から副島成記へとバトンタッチ。副島はその後も『ペルソナ4』『ペルソナ5』のキャラクターデザインを担当している。
またゲームとしての方向性も「女神転生」と異なり、ポップなイメージで、アニメソング的な楽曲も採用。今日ファンが抱いている「ラノベっぽい」「ギャルゲーっぽい」イメージは、「ペルソナ3」から始まったと言えるだろう。
ここで袂を分かったかに見える「女神転生」シリーズと「ペルソナ」シリーズだが、実は両作は共生関係を結んでいるようだ。
硬派なゲーマーでも遊べるギャルゲー
すっかりオシャレ路線となった「ペルソナ」シリーズだが、本家「女神転生」は今でも硬派な作風を貫いている。
ただしその路線が揺らいだこともあり、2016年に発売された『真・女神転生IV FINAL(ファイナル)』ではちょっとした悲劇が生じることに。
同作ではアサヒ、ノゾミ、トキ、イザボーと、タイプが異なる4人のヒロインが登場。とくに王道の幼なじみキャラであるアサヒと、無口で感情を出さない暗殺者・トキはヒロインらしい言動も多く、「ペルソナ」顔負けの“ギャルゲー”っぽい作品となっていた。
しかし、売上が振るわなかったのか、次のナンバリングタイトル『真・女神転生V』では硬派路線に逆戻り。「ペルソナ」に「女神転生」を近づけても、コンテンツが復活するわけではない…という悲しい結果になっている。
むしろ両者の関係は、“水と油”だからこそ意味があるもの。「女神転生」が硬派でハードなゲームであり続けることによって、「ペルソナ」ユーザーには「あくまでギャルゲーではない」という免罪符が与えられるのではないだろうか。
硬派を装ったゲーマーでも、恥を味わうことなく楽しめる「ペルソナ」シリーズの画期性。JRPGの新時代は始まったばかりだ。
https://myjitsu.jp/enta/archives/113030
なぜ『女神転生』は『ペルソナ』に負けた? ギャルゲーRPGに駆逐されたハードな世界観
世界的に大ヒットを記録しており、今やアトラスの看板コンテンツと化した『ペルソナ』シリーズ。その一方で、もともと主力だったはずの『女神転生』シリーズは影が薄くなっている。“逆転現象”はいつ頃から始まったのだろうか。
転機となったのは『ペルソナ3』
知る人ぞ知る話だが、「ペルソナ」シリーズの出発点は1996年に発売された『女神異聞録ペルソナ』。それ以前から存在していた、『女神転生』シリーズの外伝的立ち位置だった。
しかし現在では「ペルソナ」こそがアトラスの代表作となっており、「女神転生」がルーツだという記憶も薄れつつある印象。ゲーム性が似ているだけの別作品だと思っている人もいるかもしれない。
では、「ペルソナ」が世間的な成功を収めたのは何がきっかけだったのか。それはやはり、『ペルソナ3』の存在だろう。
それまでのシリーズでは、『女神転生』と同じく“悪魔絵師”金子一馬がキャラクターデザインを担当していたのだが、今作から副島成記へとバトンタッチ。副島はその後も『ペルソナ4』『ペルソナ5』のキャラクターデザインを担当している。
またゲームとしての方向性も「女神転生」と異なり、ポップなイメージで、アニメソング的な楽曲も採用。今日ファンが抱いている「ラノベっぽい」「ギャルゲーっぽい」イメージは、「ペルソナ3」から始まったと言えるだろう。
ここで袂を分かったかに見える「女神転生」シリーズと「ペルソナ」シリーズだが、実は両作は共生関係を結んでいるようだ。
硬派なゲーマーでも遊べるギャルゲー
すっかりオシャレ路線となった「ペルソナ」シリーズだが、本家「女神転生」は今でも硬派な作風を貫いている。
ただしその路線が揺らいだこともあり、2016年に発売された『真・女神転生IV FINAL(ファイナル)』ではちょっとした悲劇が生じることに。
同作ではアサヒ、ノゾミ、トキ、イザボーと、タイプが異なる4人のヒロインが登場。とくに王道の幼なじみキャラであるアサヒと、無口で感情を出さない暗殺者・トキはヒロインらしい言動も多く、「ペルソナ」顔負けの“ギャルゲー”っぽい作品となっていた。
しかし、売上が振るわなかったのか、次のナンバリングタイトル『真・女神転生V』では硬派路線に逆戻り。「ペルソナ」に「女神転生」を近づけても、コンテンツが復活するわけではない…という悲しい結果になっている。
むしろ両者の関係は、“水と油”だからこそ意味があるもの。「女神転生」が硬派でハードなゲームであり続けることによって、「ペルソナ」ユーザーには「あくまでギャルゲーではない」という免罪符が与えられるのではないだろうか。
硬派を装ったゲーマーでも、恥を味わうことなく楽しめる「ペルソナ」シリーズの画期性。JRPGの新時代は始まったばかりだ。
https://myjitsu.jp/enta/archives/113030