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売上本数100万本(ミリオン)を記録したタイトルといえば、誰もが知っている名作ばかりと思いがちですが、ファミコンブームのなかでミリオンを達成したタイトルのなかには、意外なゲームソフトも含まれていたようです。
「クソゲー」と呼ばれても『ドラクエ』超え!
2023年の家庭用ゲームソフトの年間販売本数で、100万本(ミリオン)を超えたのは『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(約190万本)、『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』(約150万本)、『ピクミン4』(約110万本)の3タイトルでした。
いずれも任天堂が発売したゲームタイトルで、Nintendo Switchの強さをまざまざと見せつける結果となりました。
ミリオンを達成したのが3作品と少々寂しく感じるのは、販売プラットフォームの多様化や、基本料金が無料のゲームの躍進などが背景にあるものと思われます。
しかし、ファミリーコンピュータが全盛だった時代には、国内だけでミリオンセールスを達成するゲームソフトがたくさん生まれています。『スーパーマリオブラザーズ』シリーズや、『ドラゴンクエスト』シリーズのような、誰もが知っている有名タイトルだけでなく、なかには「そんなソフトもミリオン達成していたの?」と少々意外に感じるようなファミコンソフトもありました。
そこで今回は、少々意外に感じる人がいるかもしれないミリオン記録のファミコンソフトに焦点をあてて振り返ります。
※本記事の販売本数に関する数字は『CESAゲーム白書(2023)』(コンピュータエンターテインメント協会)に掲載されたデータを引用しています。
●伝説の野球ゲーム 『燃えろ!!プロ野球』
まず挙げておきたいのが、ジャレコが発売した、いろんな意味で伝説の野球ゲーム『燃えろ!!プロ野球』(以下、燃えプロ)です。1987年に発売された同作の販売本数は、なんと158万本を記録しました。この数字は、初代『ドラゴンクエスト』(エニックス)の150万本をも上回っています。
『燃えプロ』と言えば、「バントでホームラン」に代表される数々のバグがあり、ゲームバランスや試合のテンポが微妙なこともあって、なかには「クソゲー」と呼ぶ人もいるタイトルです。それだけに、なぜ爆発的に売れたのか、疑問に感じる人もいるかもしれません。
実は『燃えプロ』は、当時の野球ゲームにはなかった、TVの野球中継を再現するようなリアル志向のグラフィックを実現し、合成音声によるボイスなどを採用した画期的なファミコンソフトとして、発売前から大きな話題になっていた注目作だったのです。
それに加えて当時の野球人気の相乗効果もあって、一時『燃えプロ』は生産が間に合わなくなるほどのヒット作となりました。
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https://magmix.jp/post/210601
★1:2024/02/01(木) 15:41
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