分の作品には恵まれなかった女性ファンが倍増したという。 続編に『大甲子園』、『ドカベン プロ野球編』、『ドカベン スーパースターズ編』、『ドカベン ドリームトーナメント編』がある。ドリームトーナメント編の終了を以てドカベンシリーズが完全完結した。全シリーズを含めた総巻数は205巻で、シリーズ累計とし 71キロバイト (6,623 語) - 2022年3月11日 (金) 09:31 |
■「俺が岩鬼にホームランを打たれるはずがない」
かつてTBSで放送された『ウンナンの桜吹雪は知っている』というバラエティをご存じだろうか。ウッチャンナンチャンが代理人に扮し、芸能人や著名人が「自身に起きたことで納得いかないこと、企業に対する不満や訴えを取り上げる」という模擬裁判企画のテレビ番組だ。
1996年1月5日、この番組に“原告”として登場し、『ドカベン プロ野球編』とその作者・水島新司を訴えたプロ野球選手がいる。当時、西武ライオンズで現役投手だった“ナベQ”こと、渡辺久信。題して「ドカベン訴訟」が開廷した。
訴訟の内容は、前年にスタートした『ドカベン プロ野球編』の開幕試合、西武ライオンズVS福岡ダイエーホークスでのこと。開幕投手として(劇中で)マウンドに立った渡辺は、ホークスの1番、岩鬼正美への初球、誘いに乗って悪球を投げてしまい、高卒新人に開幕初球ホームランを被弾、という屈辱を喫してしまう。
だが渡辺はこの打たれた場面について、「俺が岩鬼にホームランを打たれるはずがない」と主張し、名誉棄損の訴えを(番組企画として)起こしたのだ。
渡辺側が損害賠償として求めたのは、「『ドカベン プロ野球編』の作品の中で、自分に新魔球を投げさせること。完全試合達成の場面を描くこと」の2点。裁判長を務めた俳優・二谷英明が下した判決は、原告・渡辺久信の勝訴。
被告・水島は判決に従い、1996年シーズンの西武対ダイエーの試合において、渡辺久信の完全試合を描くことに(「プロ野球 編8巻」に収録)。
新魔球として、里中智の決め球「スカイフォーク」をもじった「ブルースカイフォーク」なる魔球を投げさせることも忘れなかった(投げてみたらうまく落ちなかった、という“オチ”ではあったのだが)。
■不振の渡辺に降りてきた「ドカベンの神通力」
これはこれで、テレビのバラエティとして、そしてマンガのプロモーションとしてもよくできた内容だ。実際、渡辺の完全試合描写が始まる前週の『週刊少年チャンピオン』では、「UN(ウンナン)も注目。福岡ドームで岩鬼久信」の予告文面が入っていた。
だが、ここからが水島予言の真骨頂。この“劇中完全試合”が描かれたのは『週刊少年チャンピオン』の1996年3月14日発売号から5月9日発売号でのこと。それから1ヶ月後の6月11日、現実世界の西武対オリックス戦において、渡辺久信はなんとノーヒットノーランを達成してしまったのだ。
実は“劇中完全試合”を描いたあと、水島は渡辺久信に会いに行く。
「どうしたんです? 僕、なにもやってませんけど」とポカンとする渡辺に対して、「俺のなかではやったんだ」と花束を渡すやりとりがあったという。その後、現実世界でまさかのノーヒットノーラン。水島は再び、花束を抱えて渡辺久信のもとを訪れたという。
このノーヒットノーラン予言の凄い点として、当時の渡辺久信が置かれていた状況も加味しなくてはならない。
20代中盤までは常勝・西武のエースとして3度も最多勝に輝いた渡辺だったが、90年代になって20代後半に差し掛かると急失速。30歳になった1995年はわずか3勝に終わり、渡辺久信限界説がささやかれ始めた頃だった。
そんな限界説を吹き飛ばすような快投だったわけだが、この1996年も最終的には6勝止まり。さらに翌年は1勝も挙げることができず、戦力外通告を受けてヤクルトへ移籍することに。西武で最後のひと花を咲かせることができたのは、水島新司と『ドカベン』の神通力によるところが大きいのでは……と思わざるをえない。
オグマナオト
文春オンライン5/25(水) 17:12配信
https://bunshun.jp/articles/-/54584
マンガの話だ、ムキになるなよ
釣りか
ダイエー…?
ノーノーやっていたんだ
過去にリーグ優勝を決める近鉄との一戦でブライアントに2発打たれて負けたのって
ナベQだったような記憶が・・・
じゃあ、岩木に打たれても不思議はないw
(出典 seibu-lions.cocolog-nifty.com)
俺の毛髪がこんなに寂しいはずがない
今ならヤラセ仕込みとか叩かれるんだろうなあ
中日山井の日本シリーズノーヒットノーラン未遂はサングラスの反射で目潰ししてたからの方が訴えられるべき
あと伊良部とかダルビッシュとか変な語尾で雑にキャラ付けされた選手
(出典 www.tokai-tv.com)
同姓同名の別人ということでおわり
漫画というよりほぼ野球の話だなw
水島は似せる気まったくないよなw
やっぱ実在選手にまざるならストッパー毒島が至高
(出典 img.aucfree.com)
>>24
水島関係ねえ…
そーいや水島新司て今何やっとるんかな?
と思って調べたら既に死んどったんやな
(出典 image.itmedia.co.jp)
当時この番組は知らない単行本派だったから
ノーノーを大袈裟に完全試合に変えて描いたのかと思ってた
漫画の予言か
島耕作でパナソニックと三洋ぽいのが合併するエピソード書いたら
数年後ほんとうに合併したもんな
もともと三洋は松下社員が独立して作ったから親和性あったんだろうけど
(出典 www.j-cast.com)
もっともマンガのようにいい合併じゃなかったけどね
こんなことあったとは、面白いな。
若い頃の渡辺久信はイケメンでカッコ良かったな~
今の落武者みたいな姿に衝撃を受けた
(出典 blogimg.goo.ne.jp)
企画だからね
ラノベのタイトルかと思った
俺、新潟出身なのだけど
俺の小学校に水島新司が遊びに来てくれた。
講演会やった。
(出典 cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com)
森監督時代の西武凄かったとはよく聞くが
レフトの人印象うすいよね
プロ野球選手の実名出演なら、巨人の星シリーズのほうが記憶に残ってる
特に2作目の「新・巨人の星」で、飛雄馬の超人技スクリュースピンスライディングを、
掛布雅之が同様に超人技のスクリュースピン返しで破ったシーンは一生忘れない
(出典 pbs.twimg.com)
ミラクルジャイアンツ童夢くんでも主人公の最初の魔球を打ったのは落合だったな
(出典 livedoor.blogimg.jp)
コメント
コメント一覧 (1)
もしも『童夢くん』がリメイクされるなら落合博満の声の役は落合福嗣に演じてもらうのはどうか?
moemoe_anime555
がしました
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