東京卍リベンジャーズ』(とうきょうリベンジャーズ、Tokyo Revengers)は、和久井健による日本の漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2017年13号から連載中。略称は「東リベ」、「東」。2021年には『東京リベンジャーズ』のタイトルで、テレビアニメ化、実写映画化、舞台化が行われる。
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(出典 dengekionline.com)


不良がかっこよく見えちゃったり?!mj

1 鳥獣戯画 ★ :2021/11/28(日) 21:51:42.96

文春オンライン 11.28
https://bunshun.jp/articles/-/50256

 日本が生み出した文化である「マンガ」は、遠く離れたフランスの地で、今まさに黄金時代を迎えている。

 リサーチマーケティング会社の調査によると、フランス国内における今年の1月から8月までの(日本式の)マンガの総売り上げは約276億円であり、これは昨年の同期間と比べると、実に2倍以上となっている。

●フランスで「日本式」マンガが売り上げ過半数を占めるように
 さて、フランスやその隣国のベルギーにおいては、「バンド・デシネ」と呼ばれる独自の漫画文化が存在してきた。バンド・デシネ由来の人気キャラクターとしては、タンタンやスマーフなどが日本でも知られている。

 このバンド・デシネに、日本式のマンガ、さらにマーベルなどに代表されるアメリカの「コミックス」を合わせたものが、一般に世界三大漫画文化として並び称されてきた。

 しかし近年、日本のマンガの人気は拡大する一方であり、この勢力図に変化が生じている。

 約30年前に日本のマンガがフランスに本格上陸して以来、ついに今年はじめて、同国におけるこれら3種の漫画の売り上げ総額の過半数を、(日本式の)マンガが占めるようになったのである。マンガはコミックスやバンド・デシネよりも販売価格が安いため、売り上げ冊数で比べると人気の差はさらに顕著である。

●国境を超える『東京卍リベンジャーズ』ブーム
 さて、フランスで空前のマンガブームが続く現在、特に脚光を浴びているのが、和久井健によって『週刊少年マガジン』に連載中の少年マンガ、『東京卍リベンジャーズ』である。

 これは主人公であるフリーター青年の花垣武道(はながきたけみち)が、かつての恋人が殺害されてしまうという運命を避けるために、中学時代に繰り返しタイムリープし、事件の元凶となる暴走族チームの中で成り上がっていくことで過去を変えていく物語である。

 日本においても、アニメ化や実写映画化をきっかけとしてこの作品の人気が爆発しており、マンガの累計発行部数が4000万部を突破したことが話題となった。

●フランスでは3カ月以上、複数の巻が品切れに
 フランスでも今年5月からアニメの配信プラットフォームであるクランチロール(Crunchyroll)上で同作品の配信が開始されて以来、その人気が拡大し続けている。

 現在のフランスでは、コロナ禍のあおりを受ける形で書籍の印刷に用いる用紙の高騰および不足が問題となっているが、そこにさらに『東京卍リベンジャーズ』のブームが重なることで、実に3カ月以上もの間、単行本の複数の巻で品切れ状態が続いた。『東京卍リベンジャーズ』の日本の公式アカウントのツイートからも、同作のフランスでの人気ぶりがうかがえる。 

 今年の夏ごろからはInstagramやTikTokなどのSNS上において、フランスのファンたちが『東京卍リベンジャーズ』のキャラクターのコスプレを楽しむ姿が目立ち始めた。フランスの若者たちが、日本固有のカウンターカルチャーである暴走族の特攻服をモチーフとした同作の衣装を着用してポーズを決める姿は、非常に新鮮である。

 一時はこうしたコスプレの衣装における「卍(まんじ)」のモチーフと、ナチス・ドイツが用いていた鈎十字(ハーケンクロイツ)が同一視されることで、SNSなどにおいては論争が生じていたが、最終的にはこうした批判はアジアの仏教文化に対する無理解によるものであると結論付けられ、事態は沈静化している。

●『東京卍リベンジャーズ』のフランスでの人気は、日ごろからコスプレを楽しんでいるような、いわゆる「マンガ/日本文化オタク」層のみにとどまらない。フランスで最も権威ある新聞のル・モンドや、テレビのニュース専門チャンネルにおいても特集が組まれるなど、同作は大きな注目を浴びている。

 ところで『東京卍リベンジャーズ』は、SF的な要素やスタイリッシュなキャラクターデザインなどで知られると同時に、半世紀ほどの歴史をもつ日本の「不良(ヤンキー)マンガ」や、また「暴走族マンガ」の系譜の中に位置付けられる作品でもある。

 果たして日本から遠く離れたフランスの人びとの目に、日本の不良文化はどのように映っているのであろうか。

●武士道」「禅」…理想化される日本文化
 前述したル・モンド紙ではこの夏、「不良マンガの再来(Le retour des mangas ≪ furyo ≫)」というタイトルの特集が組まれた。この記事以外にも、インターネット上には日本の不良マンガというジャンルをフランス語で解説する記事や動画が複数存在している。
(以下リンク先で
)


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