古谷 徹(ふるや とおる、1953年7月31日 - )は、日本の声優、俳優、ナレーター。神奈川県横浜市磯子区出身。青二プロダクション所属。関東学院六浦高等学校、明治学院大学経済学部商学科卒業。別名義に蒼月 昇(そうげつ のぼる)がある(後述)。妻は元声優の間嶋里美。元妻は声優の小山茉美。 136キロバイト (14,843 語) - 2022年5月26日 (木) 03:08 |
声優の古谷徹が5月23日に放送された『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、自身が演じた『ドラゴンボール』のヤムチャについて語った。どうやら古谷の目線では、ヤムチャは“ヘタレキャラ”に見えるようだが、ファンからは反論の声も上がっている。
ヤムチャはヘタレなのか?
番組にゲストとして登場した古谷は、これまで自分が演じてきたキャラクターについてトークを披露。その中で、自身が演じやすかったキャラとしてヤムチャを挙げたのだが、「ヤムチャはどちらかというとヘタレで自分より弱い敵としか戦わない」と分析していた。
なお、同番組で古谷はヤムチャについて「すごい人間っぽいキャラクターで一番やりやすいです」とも語っており、ヘタレを批判したというよりも、誰よりも人間臭いキャラとして愛着をもっていた模様。
たしかにヤムチャは、ほかのキャラと比べてバトルでの活躍シーンが少ない。むしろ、どちらかというと噛ませ犬の役を被ることが多かった。そのため、きわめて妥当な発言にも見えるのだが、熱狂的なヤムチャファンからは《声優さんがそんな風にヤムチャ見てたなんて残念やな…》《そんなこと古谷さんに嘘でも言ってほしくなかった》と悲しむ声も上がっている。
実は地球人でもトップレベル?
今回の件にかぎらず、ヘタレ扱いされがちなヤムチャだが、実は「ドラゴンボール」マニアの間では「戦闘力が高い」という説が有力だ。
まず、ヤムチャの敗北が度々取り沙汰されるサイバイマン戦だが、バトルそのものを振り返ればヤムチャが優勢だったのは明らか。死んだふりをしていたサイバイマンの自爆に巻き込まれただけなので、当時の戦闘力はサイバイマンの1200より高かったと言える。
また、アニメ『ドラゴンボールZ』ではさらなる強さを見せた場面が。人造人間編に入る前の修行パートで重力トレーニングを行うシーンがあるのだが、300倍の重力下で這いつくばりながらギリギリ耐えていた。
ナメック星に突入する前の孫悟空は、100倍の重力で這いつくばるほど。その後、トレーニングで100倍の重力を克服した悟空の戦闘力は、界王拳使用時に18万にまで達した。300倍の重力で何とか動けたヤムチャは、100倍の重力でトレーニングしていた当時の悟空よりも強いかもしれない。つまり、ヤムチャには20万を超える戦闘力があった可能性が高いのではないだろうか。
たんなる人間であるにもかかわらず、無限のポテンシャルを秘めているヤムチャ。ストーリーを盛り上げるため犠牲になってしまっただけなので、いつかその強さが認知される日も来るかもしれない。
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